国際ファッション産学推進機構は、2011年7月に設立されました。
国際化が進む時代背景の中、有能な人材の育成および輩出は、ファッション教育界の重要な課題となっております。少子化や大切なものづくりの海外への流出化といったことが社会問題となる一方で、国を挙げてのグローバル化が急ピッチで進む中、文化学園では、学園を構成する機関にとどまらず、ファッションを生活全般ととらえ、ファッション産業全体の人材育成に貢献すべく、本機構を発足いたしました。
時代に即応し、また国際的に活躍する有能な人材の育成には、アパレル・ファッション業界との連携を今まで以上に強化することが必要と考えております。本機構は、産業界と一体となって、“人づくり”のパイプ役としての役割を担い、進めてまいります。
本機構の業務内容は、以下の通りです。

(1) 文化学園と国内外の産業界との連携推進に関すること
 ・業界企業団体との密接な連携と協力など
 ・学園各校、学生、卒業生へのさまざまなサポート
 ・産学連携によるセミナーの実施および協力など
(2) Tokyo新人デザイナーファッション大賞の受託運営に関わること
 ・繊維ファッション産学協議会、日本ファッション教育振興協会が行う「アマチュア部門」の受託運営
 ・東京都、繊維ファッション産学協議会が行う「プロ部門」の受託運営
(3) 国際ファッション産学推進機構委員会に関すること
(4) 文部科学省から委託された事業に関すること
 ※「専修学校による地域産業中核的専門人材養成事業」など
(5) 海外で開催されるコンテストに関すること。
(6) その他

これらの事業を柱とし、次世代のアパレル・ファッション業界に貢献する人材育成に、学園一丸となってさらに一層取り組んでまいりたいと思っております。

国際ファッション産学推進機構
機構長 山地 保